ざくざく食感のスコーン

いろいろなスコーンを試してたどり着いた、ざくざく食感のスコーン。

おはようございます。
店主の茶野です。

 

今週末12/10まで
「クッキーとスコーン週」XMAS焼き菓子フェア
ざくざく食感が特徴のスコーンです。

 

今週嬉しかったこと。
それは、皆さんがベーグルカンパニーのクッキーが一番美味しいと思うとおっしゃってくれたこと。
そして、スコーンもめちゃくちゃ好みとおっしゃってくれたこと。

 

お店をやっていて、
この仕事をしていて、
一番嬉しいのは、皆さんが美味しいって笑顔になってくれること。

 

日々の重労働の大変さも吹き飛ぶ一番励みになることです。

 

今週男性のお客さまが、「スコーンが好きでいろいろな店のスコーンを食べているけれど、ここのが一番好み!」とリピートで来てくれたこと。

 

今までのblogでも書いてきましたが、ベーグルカンパニーのスコーンの特徴は、

 

「ざくざく食感」

 

ざくざくのスコーンにするために、バターを粒のように残した生地を折りたたむように作ります。
発想のきっかけは、三つ折りパイです。

 

パイ生地はバター入りの生地を何回か折ることによって、バターの層ができます。
このパイ生地をオーブンに入れると、バターが溶け出すと同時に、生地の中の水分も蒸発し始めます。
水蒸気が層になった小麦粉生地を上に押し上げて生地を膨らませ、食べた時にざくっ、さくっとします。

 

パイ生地は三つ折り2回だと、ざくっとした食感。
3回だと、さくさくっとした食感になります。

 

これらのことを踏まえて、ざくざく食感のスコーンになるように、バターの粒は荒く、そして生地を折りすぎないように仕込んでいます。

 

こういう方法を思いついたのも、開業前にパン学校に行っていた際の最終過程においてです。
最終過程で、デニクロと呼んでいたデニッシュ&クロワッサンを専攻し、バターの入れ方や折りの回数などを検証していました。
あの時の専攻が今役に立っています。
本のページをめくるような層があるクロワッサンを作っていたのが、懐かしい!!