ベーグル作りで一番大変なことは?

一番大変なのは、毎日毎日、どんな日も、もちもちしたベーグルを安定して作ること!

皆さま、店主の茶野です。

今日は毎年来てくれる、地元小学生の社会科見学の日。
小学2年生の子たちが、地元の行きたいお店を訪問し、質問をしながら社会勉強するという日です。
お母さまといつも来てくれている顔もちらほら。

「ベーグル作りで一番大変なことは?」という質問もあり、どきっ。

一番大変なのは、毎日毎日、どんな日も、もちもちしたベーグルを安定して作ること!

 

一年を通して、春夏秋冬、雨の日も晴れの日も、スタッフが多い日も少ない日も、
毎日同じように、
限りなく同じに近い見た目と食感のベーグルを作ること、
これが一番大変です。

パン酵母という生き物を扱うので、パン酵母が気持ちよく活動できるように、環境を整えてあげることが大切です。
雨で湿気が多い時は、水分を少なめにし、
寒い時には暖かい温度を保つようにし、
暑い時には暑さを感じないくらい手早く成形し、
スタッフが少ない時は仕込みに時間がかかるので、それを前提にした発酵の管理などなど。

文章で書くと簡単ですが、その塩梅は毎日の経験の積み重ねでしかありません。

昨日はこうだったから、今日の天気だとこのように修正したほうが良いねと、いつもスタッフ全員で情報を共有して判断しています。

私だけが出来ていてもだめ。
私とスタッフ全員が、ラグビーでいうところのone teamを目指さなければ。
皆さまに、いつ来てもらっても、いつ食べてもらっても、もちもちベーグルで笑顔になってもらえるように!!
スタッフ全員、そういう強い心意気でベーグルを作っています。