ベーグルカンパニーらしいガトーショコラを試作中!

濃厚で、他では絶対食べることのできないガトーショコラを作りたい!!

皆さま、店主の茶野です。

最近の私の頭の中は、ガトーショコラでいっぱいです。
2月のバレンタインに向けて、皆さんがワクワクするようなガトーショコラを作りたいです。

実は作りたいガトーショコラのイメージはすでに頭の中にあります。
本当に商品化できるようになったら詳しいお話を書く予定ですが、ぜひとも皆さんと共有したい私の思い出からスタートしています。

ということで、寝ても覚めてもガトーショコラのことばかり考えています。

どんな感じの。
どのくらいの甘さの。
焼き加減は。
どんなシチュエーションで食べて欲しいのか。

今日は私のチョコレートケーキの話。

そもそも私がお菓子作りにのめり込んだきっかけは、高校生の時に教えてもらって作ったチョコレートケーキ。
ブラックフォレストという名前でした。
チョコ生地にキルシュワッサーをたっぷり塗って、チョコレートクリームを何層かにサンドして、表面にも塗って、カールしたチョコレートとチェリーで飾る。
正式名称はシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(Schwarzwälder Kirschetorte)。
直訳すると「黒い森のチェリー酒ケーキ」という意味になります。黒い森をイメージしたココアスポンジにシュヴァルツヴァルト地方の名産品、サクランボとその蒸留酒がたっぷり使われた大人向けのケーキです。
最初に作った高校生の時は、うわー大人のケーキと感動しました。
前職時代にドイツのフランクフルトに行っていた際、昔からのケーキ屋でブラックフォレストと出会って、ドイツのケーキだったんだと嬉しくなった思い出があります。
べたなんだけれど直球勝負の美味しさで、はまりました。

前職時代は、住んでいたたまプラーザで、パティシエajikiさんがいたデフェールというケーキ屋がありました。
そこのサボトアというチョコレートケーキが絶品だったんです。
仕事を頑張ったご褒美はサボトア。
インパクトのあるしっかりした甘さと、見た目の迫力。
残念ながらajikiさんは自分のお店を開業するために辞めたので、サボトアも食べれなくなりました。

その頃は自宅でチョコレートケーキを良く焼いていました。
友人が遊びに来てくれる時には、必ずケーキを焼いていました。
今、ベーグルカンパニーで焼いている焼き菓子全て、昔に私が作っていたものばかり。
友人や家族から評判が良かったものをお店用に微調整して作っています。
あの頃、馬鹿の一つ覚えで毎日作っていたお菓子作りが、今役に立つとは!
家族から「もう食べれないから作らないで」と言われていたのに、今こうして食べてくれるお客さまがいて作ることができる幸せをかみしめています。
お菓子作りの経験がなければ、絶対こんなに焼き菓子作っていません。
こうしてみると、自分が生きてきた全てが今の仕事につながっているんだなと最近思います。
それは皆さんも同じだと思います。

さて、来週以降もガトーショコラの試作は続きます。
なんとか2月初めには登場させたいです!
頑張りますよ!!