9/1~10/10「高橋真二郎フェア」、レバーケーゼとワインのマリアージュ

レバーケーゼとワインのおすすめの組み合わせ。
レバーケーゼは、今週末で終了予定です。

皆さま、店主の茶野です。
先週も「高橋真二郎フェア」を目指して来て下さり、ありがとうございます。

 

9/1~10/10
「高橋真二郎フェア」

 

今年のおすすめの一つは、

「レバーケーゼサンド」。

 

食べた皆さまがおっしゃるのは、、、

くせがなくて新鮮で食べやすい。
レバーが苦手な方でも食べれる。

 

 

お客さまが教えてくれた最高の組み合わせは、、、

このレバーケーゼサンドを少し甘めのドイツワインと合わせる!

確かにです!
ドイツワインとすごく合うはず。

 

もはや今では単なるノムリエですが(いちおうシニアソムリエの資格を持っている私)、ワインとの組み合わせを聞くと嬉しくなります。

 

 

 

茶野も、レバーケーゼとワインとのマリアージュを考えてみました!

 

●フランス・アルザス地方のゲヴェルツトラミネール

アルザスでは、ゲヴェルツトラミネールで辛口ワインと甘口ワインの両方を作っています。
辛口は、典型的なゲヴェルツトラミネールの香りであるバラやライチの香り。
甘口は熟したメロンやピーチ、ハチミチやコリアンダーのようなスパイスの香りがする傾向にあります。

どちらも、ブドウ由来の果実味やフローラル、スパイスなどの香りには一貫性があります。

このフローラル、スパイスの香りが、レバーケーゼと合わせると、すごく相性が良いんです。

ねっとりとしたレバーのほんのりとした甘みを、ゲヴェルツトラミネールが甘味を引き立て、後味をさっぱりと流してくれます。

 

 

●フランス・アルザス地方のピノ・グリ

ピノ・グリはピノノワールの突然変異です。
イタリアではピノ・グリージョと呼ばれます。
果実味がかなり濃厚で、黄桃やハチミツなどの風味。
酸味が控えめ。

このふくよかな果実味は肉の甘みを引き立て、レバーケーゼにほんのり感じるスパイスの風味を受け止める効果があります。

相性抜群。

ちなみにワインの世界では、ピノ・グリの甘口はフォアグラと合わせる定番ワインのひとつです。

 

 

●フランス・ロワール地方トゥーレーヌ地区 ソーヴィニヨン・ブラン

ソーヴィニヨン・ブランは、青々しいハーブ系の爽やかなワインです。
ハーブの香りとレバーケーゼに感じるハーブの香りに共通性があります。

この地方ではもともと豚肉のリエット(リエット・ド・トゥール)が郷土料理として有名。
似ている感じのレバーケーゼとも相性が良いです。

 

 

今回は白ワインでのマリアージュを提案しましたが、もちろん軽めの赤ワインでも!

 

 

ワインとお料理のマリアージュってどうやるの?と思われる方も多いと思うので、簡単な方法を以下にお伝えします。

1.同じ産地のものを合わせる。
2.香りの共通性(原料ブドウの香りと同じ風味を持つ料理を選ぶ)
3.ワインの色に合わせた料理を選ぶ

 

 

ちなみに、レバーケーゼですが

9/12には完売予定です。

 

 

高橋さんの育てる龍泉洞黒豚のレバーは人気があり、なかなか入手できません。

フェア初回の昨年度は入手したレバーケーゼの量もそんなに多くなくて、すぐに完売。
食べた方はリピート、食べられなかった方は1年越しに楽しみにしてくれてました。
今年のレバーケーゼは1年前からベーグルカンパニーに回して欲しいとお願いしていました。
高橋さんのご厚意で、前年度より多い量を確保できていますが、在庫が少なくなってきました。

 

 

今年も完売する前に食べなくては!
完売する前にもう1回食べなくては!

と思ってくださる皆さま。

ぜひご予約くださいね。

 

 

以前のレバーケーゼのお話は、こちら。