新境地の美味しさ。
1993年産 Chateau L’Etoile vin de pailleを使う、贅沢な大人のためのガトーショコラです。
皆さま、店主の茶野です。
まもなくバレンタインですね。
2月14日 Happy Valentine’s Day
こんな時だから、愛と笑顔を伝えたい!
人と人とのつながりが難しいこんな時、
気を使いながらの毎日の生活、
まだまだ先が見えない日々。
だからこそ、
大切な人、家族、友人、そして何よりも大切なご自身のために。
かけがえのない時間に食べて欲しい、とびっきりのバレンタインケーキを今年も作ります。
他の人が絶対に作ることのできないプレミアムガトーショコラです。
名前は「Rhone ローヌ」です。
ベーグルカンパニーでしか作れない理由は。
私が前職時代ソムリエになろうと勉強していた時代、フランスのJURA,SAVOIEで訪問したワイン醸造家で購入したデザートワインを使います。
1993年産 Chateau L’Etoile Vin de paille
Vin de pailleは、日本語で藁ワイン。
収穫自体も少し遅らせてやや過熟気味になった遅摘みぶどうを使います。
すのこの上で乾燥をさせて、糖度を上げたぶどうで仕込む甘口ワインです。
ワインを開けてしまいましたが、洗練された香りと味わい。
28年もの間、熟成したとは思えない若さがあります。
このワイン、上質なチョコレートを食べながら飲むのがきっと最高。
ワインは香りづけのために使いますが、その他の材料も選び抜きました。
まず、ガトーショコラの味を決めるチョコレート。
ヴァローナです。
チョコレートといえば、製菓職人や料理人の中では高品質のチョコレートの代表格として知られているヴァローナ社。
それもカカオ分70%の「グアナラ」。
グアナラは、ヴァローナのHPから引用すると「力強くもエレガントな苦さに極み、持続性のある香り」。
ヴァローナ社にこだわるのは、理由があります。
前職時代にシニアソムリエの資格を取りました。
ソムリエや料理人の友達とフランスのワイン醸造家巡りをしていた時、フランス南東部のローヌ地方にも行きました。
ローヌはボルドーについで広いワイン産地。
ローヌのターンエルミタージュという町は、ヴァローナ社 のチョコレート工場がある事でも知られています。
当時の私はヴァローナの価値を良くわからずに、友達に連れられて訪問していましたが、やはり自分が訪問したヴァローナ社にこだわろうと。
昨年度もこの時期もブログに書きましたが、私が保管しているワインはいつかソムリエとして使うだろうと収集していたもの。
あの時のソムリエとして頑張っていた自分の思い出が懐かしくて、愛おしくて、ワインはなかなか開けられません。
今持っているワインを時々眺めるのですが、どのボトルにも生産者との思いでが詰まっています。
これらのワインは、私にとってはワインという飲み物ではなく、私の一部です。
この大切な思い出が詰まったワインを、ベーグルカンパニーのお客さまと一緒にガトーショコラという形を通して体験してもらいたい。
そうしたら私のワインも役に立つのではないでしょうか。
大人のプレミアムガトーショコラ「Rhone ローヌ」は、バレンタイン限定。
2/13(土)まで。