ベーグルカンパニーの一番の理解者スタッフAKI。
皆さま、店主の茶野です。
お店を支えてくれる大切なスタッフAKIの紹介、後半戦です。
スタッフAKIは今年で8年目となります。
通りに出していたスタッフ採用募集の看板を見て、応募してくれました。
その時は、お子さまもまだ小さく、週に3~4日入ってもらう感じでスタートしました。
スタッフAKIは言います。
【無農薬の野菜を使ったり、自家製のフィリングを作っていたりと、とても魅力を感じました。
やはりフィリングだって市販のものではなく、自分で作りたいですからね。】
今でこそ綺麗な成形ができるAKIですが、当初は全然できませんでした。
ベーグルの成形は最終的な形の可愛さを決めるので、新人スタッフが一人でできるようになるまでかなりの時間がかかります。
1年くらいは指導を受けながらという感じ。
うちの新人スタッフ3人がまさに今、成形の習得中。
スタッフAKI、
【パンは全くの初心者であったので知識はもちろんのこと技術を身に付けるまでにとても苦労しました。
1番難しかったのは成形と言ってベーグルの形を作ることです。
練習してもなかなか上手にならず、緩急力の入れ具合を身につけるまでは大変でした。
今ではベーグルカンパニーで新人スタッフに教える機会も多くなりました。
教えることにより自分でも再確認したり、更に自分の知識と技術を向上をさせなくては、と思っています。
新人スタッフと一緒に、私もまた成長していけると嬉しいです。 】
【こういう仕事をしているとよく聞かれるのが「家でもお菓子やパンを作るんですか?」と。
家では家事が待っています…
日々の生活を回すのに精一杯で、残念ながら頻繁に作ることができません。
週に1回程度、家族のリクエストを聞いて、お菓子を作ることが多いです。
何気に和風も多かったりします。 】
いろいろなことに興味をもっています。
音楽もやっています。
一見関係ないと思うことが以外とつながったりすることは、皆さまも同じ思いでは。
人生、引き出しが多いほうがいいですね。
【作ること以外で好きなことは音楽です!
趣味でマリンバを習っています。
私にとってマリンバは今まで使ったことのない神経を使って弾く楽器です。
大人になってから始めたので、なかなか大変です。
ピアノを弾くときとも、ベーグルを作るときとも、手先の動きが違います。
利き手ではない左手の動きを良くするために、日常生活で左手を使うようにして地味に訓練しています。
脳と運動神経の伝達が遅くて思うように動かせないことがあったり、脳が爆発しそうなくらい疲れますが、できるようになったときはとても嬉しいです!
頭の中で糸が絡まったようにぐるぐるしたりしながら、日々マリンバの木の音に癒されています。
マリンバを始めるのも最初は迷いましたが、「やりたいと思ったときが始めどき、今が一番若いんだから!」と人生の先輩に言われてから、年齢など気にせずに色々チャレンジしようと決めました。
昨年からフランス語も独学で始め(過去に一度挫折)、フランスに旅したときには、フランス語で話せるようにしたいと思っています。
フランス料理もきちんと勉強したいし… 欲張りすぎでしょうかね… 】
体力が必要なベーグル製造という仕事。
スタッフAKIも今後のことを考えて、この仕事を続けていけるのか悩んだ時期もありました。
でも、美味しいものを作って食べる人を喜んでもらいたいという思いは何よりも強い。
いつまでできるかわからないけれど、できる限りこの仕事を続けていきたい。
そういう気持ちをもって、今日より明日、明日より明後日がより良いベーグルになるように作っています。
【できないことができるようになったり、好きなことが続けられたり、シンプルに幸せだなと感じています。
長くなりましたが、こんな私がベーグルを作っています。
この業界は体力的にも大変なので、心身ともに健康で、これからも好きな仕事が続けられるようにしたいです。
家族の理解と、周りの人や環境に感謝しています。
店頭で見かけたら、気軽に声をかけてくださいね! 】
皆さま、これからもスタッフAKIとベーグルカンパニーをよろしくお願いいたします。