シフォンケーキをふわっふわにさせる生地の合わせ方

ふわっふわの秘訣の一つは、生地の合わせ方。

皆さま、店主の茶野です。
今日がXmas焼き菓子フェアのシフォンの週、最終日です。
今回はシフォンケーキの生地の合わせ方について。

 

シフォンケーキが美味しくできるかどうかは、メレンゲの泡立て方で8割は決まります。

 

メレンゲの泡立て方についてのお話は、こちら。

 

卵黄生地とメレンゲの合わせ方も大切です。
チョコレートシフォンなどの油分が多いシフォンケーキを作ると、そのことを実感します。

 

ベーグルカンパニーのシフォン生地の合わせ方は、9割方を泡だて器で混ぜていきます。
メリットは、ヘラよりも早く混ざるので、メレンゲの泡がしっかりしているうちに合わせられます。
ヘラで切り込むように混ぜる方法もありますが、泡だて器で切り込むように混ぜていきます。
スピーディーに混ざります。
生地がへたらないうちに型に入っていくので、ふわっふわに出来上がります。

 

 

①メレンゲを1/4くらい卵黄生地に入れて、泡だて器でざっと混ぜる。

 

②①の生地をメレンゲのボールに戻す。

 

③泡だて器でボールの下から生地をすくうように持ち上げては、ボールの中に落とすことをリズミカルに繰り返し、二つの生地をマーブル状にする。

 

④途中途中でマーブル状になっている生地を、泡だて器でメレンゲの塊を馴染ませる感じで切り込むように混ぜる。

 

⑤9割混ざったら、へらに持ち替えて、ボールの下に沈殿している卵黄生地がないかチェックしながら優しく混ぜる。

 

⑥型入れ。

 

 

今週は連日一日中シフォンケーキを作らせていただき、ありがとうございました。
買いに来てくれたり通販のご注文をたくさんいただいたりして、忙しくさせていただいたのも皆さまのおかげです。
あらためてありがとうございます。

 

週途中から判明したのですが、ベーグルの仕込みが終わってからシフォンケーキを作っていたのでは間に合わない。
朝ベーグルを焼いてオーブンがあいたら、すぐにシフォンケーキをベーグルの仕込みと並行して作っていました。
なので、一日を通して仕込み場はいい香りでした。

 

Xmas焼き菓子フェアのシフォン週を楽しんでもらえたでしょうか?

 

来週からは「マフィンの週」となります。
皆さまと一緒に笑顔になれるようにスタッフ一同頑張ります。