黄金のだしスープには、上品さと上質な香りを兼ね備えた極上本節!
皆さま、店主の茶野です。
今日土曜日も、たくさんのお客様が削り節フェアの商品を買いに来てくれて、たくさん作ったサンドも、ベーグルも、だしスープも完売。
今週1週間、皆さまからの「美味しい!」という温かなメッセージにどれほど元気をいただいたことか。
SNSに投稿をあげてくれた皆さまも、ありがとうございます。
今日はだしスープのお話し。
今回のフェアにあたり、削り節の良さが一番感じてもらえるだしスープを作ってみたいと思いました。
コンソメスープのように濃厚で、具が入っていないのに美味しいスープを作りたい。
だし初心者の私が頼ったのは、西尾商店を紹介してくれた友人のみかみさん。
みかみさんは静岡県の「幸せを運ぶ和食蕎麦屋ふるさと」のオーナーです。
みかみさんとメッセンジャーでやりとりしていましたが、らちがあかないと思って突然お店に来てくれたんです。
みかみさんのお話しはこちらにて。
みかみさんがうちのお店の設備を見て提案してくれたのが、今回の極上本節で作るスープ。
短時間で作れるのでお客様をお待たせすることが少ない。
そして何より上品で、優しくて、素材の素晴らしさがストレートに出る味。
味付けは、当初は酒、しょうゆを考えましたが、素材が良いので塩だけにすることにしました。
それも塩の量はごくごくわずかです。
塩をしっかり入れるとパンチはでます。
でも、パンチよりかつお節を感じてもらいたかったので、ごくごく少量の塩だけの味付けに決めました。
このだしスープ。
仕事が終わつて自宅に帰り、ほっとしたい時に飲んでます。
飲みたくなるんです。
ちなみに私が今までの人生、だしなんて本格的に引いたこともなければ、だしを飲むこともありませんでした。
疲れている時、リラックスしたい時に、西尾さんが心を込めて削ったであろう削り節で引いただしを飲むと、なんだか心と体が喜ぶ感じがするんです。
最近思うのは、人生をかけて仕事をしている人の作るものを食べると、
体が満たされるだけでなく、心が満たされるのではないかと。
西尾さんのだしスープを飲むと、そんなことを感じるようになりました。
今回使っている極上本節は、職人が半年以上丹精込めて仕上げた本節をさらに2年熟成させ、薄く削るものです。
皆さまもぜひ心を満たすだしスープを飲んでみてくださいね。