美味しさの原点は理想の環境。
皆さま、店主の茶野です。
9月から今年もやります!
「高橋真二郎フェア」。
昨年度初めての「高橋真二郎フェア」を企画するにあたり、高橋さんに会いに養豚所に行きました。
高橋さんは理想とする養豚を追い求め、岩手県岩泉町に移り住みました。
美味しい豚は、健康であることが大切だからです。
岩手県岩泉町からさらに山奥!
岩泉町からさらに車で20分。
岩泉町は田舎ですが、集落があります。
でも、そこから高橋さんの養豚所のある山道は、誰もいません。
この道であっているのかしら?と思っても、道端には牛しかいません。
あの先が農家っぽい!と思って進んでもまた牛。
案の定、カーナビに出てくるはずもない高橋さんの養豚所を通過し、迷子になり、探すというはめに。
携帯のアンテナも立っていない。。。
電話で誘導してもらって、やっと到着。
たくさんの犬、犬。
久しぶりに見ました、野生の目をした犬!
夜になると熊が出ることもあるとのこと。
熊除けの番犬です。
私、小学生から中学生にかけてアメリカのアラスカ州に住んでいたのですが、熊は日常遭遇する生き物でした。
家族で釣りに行って車の中で夜を越していると、朝の寝覚めに一番に観る風景はボンネットを歩く小熊。
”bear!”という注意喚起の声とともに、のしのしゆったりと現れて、サーモンを狩りする熊なんて何度も遭遇しました。
話を戻して、岩泉町の高橋さんの養豚所。
緑が濃い。
冬は雪に一面覆われて別世界。
空気が澄み渡っています。
途中何度も見た小川の水が透明で綺麗。
喉が渇けば小川に降りて行って水を飲む生活をしている龍泉洞黒豚。
せみの鳴き声がうるさいくらい、周りに何の音もありません。
岩泉町から更に山間部に入るので、岩泉町の天気と高橋さんの養豚所の天気は違います。
雪が積もると、除雪車が来れなくて、隔離されてしまうこともある場所です。
アラスカで見た風景を久しぶりに思い出しました。
春夏秋冬、この大自然の中でゆったりの放牧され、
豚さんたちは、みな元気で、みな活発です。
こんな環境の良いところで、龍泉洞黒豚は育っています。
美味しい豚は、理想の環境から。
9月からの「高橋真二郎フェア」、楽しみにしていてくださいね。
昨年度のブログも見てね。2019年6月に岩手県岩泉町の山間部まで行ってきました。
目的は、高橋真二郎さんと、龍泉洞黒豚に会うためです。
会って、高橋さんの豚肉をベーグルサンドに使わせてもらえないか直接話をするためです。
高橋真二郎さんは、岩泉の大自然の中、理想とする養豚を行っています。